ルージュソリテール【評価Ｓ】

（栗東芝良5F72.2-1F12.0馬なり）

最終追切は芝コースでの単走。 全体時計は控えめだがラスト1F12.0の伸びは軽さと切れを示唆する。 中間にしっかりと乗り込まれていてコンディションは非常に良好。 ここ数戦で安定して末を伸ばせており、距離延長への不安は少ない。 状態面では抜けた印象があり、頭一つリードしている。

フェアリーライク【評価Ｓ】

（栗東坂路良4F51.9-3F37.2-1F12.0一杯）

坂路で強めに追われてラストまでしっかりと脚を伸ばした。 全体時計も速く負荷をかけながらも最後までフォームが崩れず。 気合乗り、パワフルさともに充実しており成長を感じさせる内容。 今の充実度なら大舞台でも勝ち負けできる可能性が高い。 勢いそのままにG1級への挑戦を見据えられる一頭。

サフィラ【評価Ａ】

（栗東CW良6F81.8-3F36.9-1F11.4強め）

最終追切はCWで長めから強めに追われた。 全体時計は優秀で終いも11秒台と鋭い伸びを披露。 首の使い方もスムーズで迫力ある走りを見せており力強さ十分。 春からの成長がうかがえる内容で仕上がりも申し分ない。 展開が噛み合えば勝ち負けできるポジションにある。

ライトバック【評価Ａ】

（栗東坂路良4F52.8-3F38.3-1F12.5馬なり）

坂路で馬なりの調整だったが終始リズムよく登坂。 派手さはないがバランスの取れた走りで好調さをアピールした。 首の動きも柔らかく体を大きく使えており余力十分の仕上がり。 勝負どころでの瞬発力に課題は残すが安定感は高い。 大崩れしないタイプで今回も堅実に走れる状態にある。

カルチャーデイ【評価Ａ】

（美浦南W良5F66.2-3F38.4-1F11.7馬なり）

美浦の南Wで馬なりながら鋭い反応を披露。 ラスト1F11.7は出色で余力を残しつつも伸びやかな走り。 気配の良さが際立っており仕上がりに不安は感じられない。 東京や阪神外回り向きの持続力と切れを備えている印象。 大舞台でも通用する力を備えており一角崩しの存在。

ミアネーロ【評価Ａ】

（美浦坂路良4F54.0-3F39.2-1F12.3馬なり）

坂路で馬なり調整。 全体時計は平凡だがラストまで余裕をもって駆け上がった。 回転の速いフットワークでリズム良く動けている。 大きな上積みは感じにくいが現状の力は発揮できる仕上がり。 展開ひとつで上位進出も十分可能な状態。

ヴーレヴー【評価Ａ】

（栗東CW良6F83.5-3F37.0-1F11.6馬なり）

CWでゆったり入って直線はしっかりと伸びた内容。 時計以上に動きのスムーズさが目立ち好調を維持。 中間も順調に乗り込まれており心身ともに充実している印象。 勝負根性を感じさせるタイプで舞台適性も十分。 相手なりに走れる強みがあり侮れない一頭。

マルコタージュ【評価Ａ】

（栗東坂路良4F52.3-3F37.5-1F12.3強め）

坂路で強めに追われてしっかりと負荷をかけた内容。 力強い脚取りで最後まで集中力を切らさず登坂した。 前走からの良化がうかがえ状態面は明らかに上向き。 鋭さというより持続力に優れたタイプで展開次第で浮上可能。 夏を越しての成長が感じられる動きだった。

ラヴァンダ【評価Ｂ】

（栗東坂路良4F54.3-3F39.1-1F12.6馬なり）

坂路での最終追切は軽め。 全体的に控えめな内容だがリズム良く登坂できていた。 大きな上積みは感じにくいが力は出せるデキにはある。 切れ味勝負になると分が悪いが展開次第で粘り込み可能。 調整意図ははっきりしており力を出し切れる仕上がり。

カムニャック【評価Ｂ】

（栗東CW良5F67.0-3F38.9-1F12.0馬なり）

CWで馬なりの調整。 大きな変化はないが終いまでバランスよく伸びた。 やや軽めの内容で強調材料は少ないが順調さは維持。 動き自体は安定しており大きな崩れはなさそう。 一変までは難しいが堅実さでカバーできる仕上がり。

コンドゥイア【評価Ｂ】

（栗東坂路良4F53.2-3F38.7-1F12.5馬なり）

坂路で馬なりの調整。 全体的に無難な時計だがフォームは安定していた。 大きな見せ場はないが地力は十分に発揮できる状態。 切れ味勝負よりは持続力を生かしたいタイプ。 展開次第で浮上の余地は残されている。

ラビットアイ【評価Ｂ】

（栗東CW良6F84.2-3F38.1-1F12.2馬なり）

CWで馬なり調整。 全体的にゆったりした内容ながら直線はしっかり伸びた。 時計は平凡だが気配は悪くなく順調な仕上がりを示す。 勝ち切る決め手には欠けるが崩れにくい安定感がある。 展開ひとつで馬券圏内に食い込む可能性もある。

スティールブルー【評価Ｂ】

（美浦南W良5F67.8-3F39.5-1F12.1馬なり）

南Wで馬なり調整。 時計は目立たないが終いはスムーズに伸びた。 フォームの安定感はあり前走から状態をキープしている。 勝ち切るまでは難しいが善戦する力はある仕上がり。 安定感を生かせば掲示板争いなら十分可能。

サクセスカラー【評価Ｃ】

（栗東CW良6F85.0-3F39.8-1F12.8馬なり）

CWでの最終追切は軽めで大きなアピールはなかった。 全体的に余裕はあるが鋭さに欠ける動き。 まだ本調子に戻り切っていない印象を受ける内容だった。 地力でカバーはできるが上位争いは厳しいかもしれない。 今回は叩き良化を期待する段階にある。

エリカリーシャン【評価Ｃ】

（美浦坂路良4F55.1-3F40.3-1F12.9馬なり）

坂路で軽めの調整。 全体的に反応は鈍く動きに力強さが足りない。 休み明けの影響が大きく本調子にはひと息の印象。 叩かれての良化待ちという段階で即勝負は難しい。 今後に向けての調整色が濃い仕上げに映る。